Kurashi:na
毎日をくらしに「いいな」と思える瞬間を再発見するコラム「Kurashi:na(クラシーナ)」

今ドキの終活とは?生前整理から得られるもの

現代の日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は過去最高の26.7%。

世界一の高齢化社会となった日本ですが、2010年頃から広まった「終活」という言葉をご存知でしょうか?

死と向き合う事を縁起の悪い事と考える日本では、この言葉に対して最初は抵抗を持つ人が多かったものの、今では終活も一般的なものとなり取り組んでる方も多いようです

 

今回は終活を始めて2ヶ月のMさんにお話を伺いました。

 

「昨年主人が他界した事をきっかけに終活という言葉を知りました。

主人が亡くなって半年、やっと落ち着き遺品を整理しようと手を付け始めたものの、何がなんだか分からずにとても困りました。遠方に住んでいる息子夫婦が何度か来てくれて手伝って貰えたので、なんとかある程度片付ける事が出来たのですが、もし自分が他界したらまた同じような大変な作業を息子夫婦へやって貰わないといけないと思うと申し訳なくて。そんな時に本屋さんで終活の本を見つけたのです。」

 

やはり一番の動機は「残された家族に迷惑をかけたくない」という思いなのでね。

 

遺品と一括りに言っても、様々なものがあります。

 

・大きな家具や家電

昔ほどおめかしして外出する事もなくなり、着なくなった洋服や着物が入ったままの大きな和ダンス。新しいものを買ったもののまだまだ使えるので置いたままになっているストーブなど、あっても困らないけど、使うことのない、そして1人では粗大ゴミに持っていく事が困難、、、

・キッチン用品

昔は来客が多かったので趣味で集めていたティーセットや大きなプレート、そして引き出物で頂いたものの使っていないペアのマグカップなど。

1人での食卓では、中々使うことが無く食器棚の奥に眠っていたそうです。

・貴金属類

息子にいらないと言われたジュエリー類。

娘もいないし自身も付けないのでしまったままになっているが、自身が他界した後に捨てられてしまうのではないかと不安。質屋さんにいくのには抵抗があるのでどうしていいか分からなかったそう。

 

その他にも雑貨類や靴やバッグなど、使わないが思い出が詰まっているので捨てずに取っておいた品がゴロゴロと出てきて、ご自身でも唖然としたそう。

「主人のものもまだまだ残っていたので、到底自分一人では出来ないと判断し遺品整理の業者に頼む事にしました。私自身はインターネットに疎いので、息子に頼んで業者を調べて貰うと、料金が様々だと知りました。何件か見積りに来て頂き、その中で結局私が利用したのは、遺品整理専門の業者ではなく、リサイクルショップだったのです。」

 

なぜリサイクルショップを選んだのでしょう。

 

遺品整理A社 費用180,000円

遺品整理B社 費用220,000円

リサイクルショップ 100,000円+買取278,000円

 

「遺品整理業者は全体の物の量を見て見積もって下さったのですが、リサイクルショップはその中から買取が出来る物をいくつもピックアップして下さり、全て引き取ってもらう場合、むしろプラスになったのです。どの業者も親身になって考えて下さったのですが、金額ではリサイクルショップが一番良かったので、お願いすることにしました。また、近所の方も利用していると聞いて、安心してお願いする事が出来ました。」

 

終活といっても、一気に生前整理を行うのではなく、絶対にいらない物から処分し迷った物は置いておく。悩んでしまうと手が止まってしまうので、とりあえず行動に起こすことがポイントだそう。

 

「その時は悩んでいても、数週間後にはやっぱりいらなかったな、と思う物が多いです。その度にリサイクルショップにお世話になりようなりましたね。」

 

不要なものを減らして、出来たお金で孫と何処かに出かけたりなど楽しみも増えたそうでまさにいいことずくめ!

終活とは、死の準備を行うというそれだけのものではないようです。

今までの人生にまつわる「物」を振り返り、向き合っていく。物を処分し心を軽くして、残りの人生を楽しむって素敵ですね!

 

Mさんが利用したリサイクルショップはこちら